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【ひとり暮らし女性必見】あなたの防犯知識は大丈夫?「不審者に気を付けて」は間違い!!

賃貸知識

こんにちは。

突然ですが皆さん。

あーる
あーる

あなたが住んでいる家や近所、安全ですか??

「街灯が多くて、夜道も明るいから大丈夫!」

「人通りが多いから安心だよ」

なんて思っていませんか??

 

女性
女性

私の家はオートロック・防犯カメラ・ダブルロックで対策万全よ!

この女性のように設備が万全だからと油断していませんか?

あなたの防犯意識、もしかしたら偏っているかもしれません。

 

この機会に正しい防犯知識を身に付けましょう!!

 



防犯とは

皆さん、子どもの頃から「不審者には気をつけなさい」という言葉聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

でも、

↓こんなマスク・黒づくめ・挙動不審な人がいたら明らかに怪しいし、気を付けますよね。

本当に気を付けなくてはならない犯罪者は、見た目では判断できません。

実際に、悪い人は普通の見た目をして街に馴染んでいるんです!

日本の防犯意識は「不審者に気を付けて」「怪しい人には付いていってはいけない」というように

に着目した考え方なんです。

ですが、「人」を見ても誰が本当に悪い人なのか、わからないから「場所」に注目しようよ!という

お話をさせていただきます。

 

今回、参考にするのは立正大学 小宮信夫教授の「犯罪機会論」をもとにしていきます。

 

どんな『場所』に気をつければいいのか

女性
女性

場所っていってもどんなところに気を付ければいいの?

あーる
あーる

分かりやすく図で説明していくよー

  出典:富山県「防犯上の指針」の概要

犯罪を防止するためには、自分から遠い順に①領域性②監視性③抵抗性の3つがあります。

それぞれを簡単に解説していきます。

①領域性

犯罪を防止するためには、まず領域性を高めること。

簡単に言ってしまうと、自分たちが住んでいる地域・学校や職場などに

犯罪者を入れないぞー!ということです。

具体的には、防犯パトロールが行われていることで心理的に犯罪を起こしにくくなったり、

門やフェンスで覆われていることで物理的に入ることを防ぐのが領域性を高めるということです。

心理的・物理的にエリアに入れないことが大事!

 

②監視性

もし、領域性が突破されてしまったら次は監視性の出番!

犯罪者がエリアに入ってきた場合、目撃される可能性を上げることが大事。

例えば、物理的には防犯カメラや防犯ミラーが該当します。

心理的には、地域での付き合いがあること。

監視性が高まると、犯罪者は誰かに見られているんじゃないのかという不安から

犯罪をしにくくなるんです。

 

③抵抗性

最後の砦!!

抵抗性とは、鍵をかけることや護身術を身に付けるなど

自分自身が行って気を付けること。

抵抗性が高ければ、犯罪に遭っても防ぐことができるます。

ただ、知っておいてほしいことは抵抗性の出番がきたときは

既に犯罪に遭っているということ。

だから、家や自分を武装しているだけでは足りないので領域性と監視性を高めることが大事なのです。

 

防犯性の高い賃貸物件の選び方は?

実際に、引っ越しを検討している方がどんなところに気を付けて

物件を探せば良いのかまとめました。

ここでは、オートロックや防犯カメラ付きなど設備については触れません。

賃料など関係なく、誰でも取り入れることができるので意識していただきたいです。

特に、領域性・監視性を高める上で考えてみました。

・都心ではなく、庶民的な街を選ぶ

・管理会社の清掃が行き届いている物件を選ぶ

・高級住宅街は避ける

・駅近でも油断しない

 

一つずつ見ていきましょう!

 

都心ではなく、庶民的な街を選ぶ

都心は、犯罪発生率が高い傾向にあります。

警視庁で犯罪発生率がまとめられていますが、23区内では新宿区・豊島区・渋谷区の犯罪が

多く見られます。

領域性を高める意味でも庶民的な地域の活動が多くあるような地域がおすすめです。

ファミリーが多くいる地域は、地域見守り隊の活動などコミュニティが盛んにあるかもしれません。

管理会社の清掃が行き届いている物件を選ぶ

たまに家の周りが雑草だらけだったり、集合ポストが郵便物でパンパンな物件を

内見する際に見たことありませんか?

完全に「ここは誰も気にしていませんよ~」と合図しているようなものなので

そういった物件はやめましょう。

また、近くに放置された空き家がある場合も同じようなことが言えるので止めておきましょう。

 

高級住宅街は避ける

泥棒はお金持ちの家を狙っているから・・・

というわけではなくて

高級住宅街にあるお屋敷といわれるような地域が、もし帰宅中の通り道だった場合を想定します。

お屋敷ってやたら高い壁に囲われている家が多いです。

窓は防犯に役立っていて、犯罪者からすると「いつ誰が出てくる・見ているかわからない」

という心理にさせる効果があるのです。

特に洗濯物を干している昼間は、特に有効です。

 

駅近でも油断しない

これは駅近に限らず、人通りが多いから安心と思わないでほしいのです。

「人が多ければ誰かが見ていてくれる」「誰かが助けれくれるだろう」

そう思ってはいませんか?

どんなにたくさんの人がいても意外とあなたのことを

周りは見ていないんです

また、犯罪に出くわしたとしても人通りが多いところでは

【傍観者効果】が働き、誰かが助けるだろうという心理になりやすいのです。

犯罪者は、人が多い場所でターゲットを狙っていることが多いです。

イヤホンをしながら帰るなど、油断は禁物です!

 

まとめ

今回は、防犯知識についてお話ししました。

【人】ではなく、【場所】に気を付ける。

この知識を身に付けると、普段の生活の中で

「あっ、ここは危ないなところだ」と気づくことが増えると思います。

この防犯は、立正大学 小宮教授が提唱する犯罪機会論を参考にいたしました。

書籍なども出されているので詳しく知りたいという方は、ぜひ調べてみてください。


なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか 見てすぐわかる犯罪地図 (青春新書インテリジェンス) [ 小宮信夫 ]

おわり!

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